長男長女が成人したニューソン家です。
今日から、朝一番にお店を開けることができるようになりましたね。
お店レベルは6。
お客さんの入りもよく、評判は上々。
まだ赤字は赤字なんですが…。
ケーキ作り。
しかし彼女がここで仕事をするのも、今日が最後だったりします。
なぜなら、2号店発足が正式に決まったからです!
「私と婚約してください!」
「まあ、うれしいよ!!」
バイトのヒースとの結婚も決めました。
ジンジャーはいち早く、自分自身の人生を歩み始めたようですね。
「もぐもぐ……」
長男は仕事の合間、空腹をポテチで癒してました。
兄弟を養うためにはじめたケーキショップ。
彼自身は自然が趣味ですから、本当は花屋さんがやりたいのかもしれません。
「そろそろ店を閉めようか」
「ジンジャー、俺アイスより肉が食いたいんだけど」
「お兄ちゃん、私が作るわ」
閉店後のお店。
レジ待ちのお客さんが3人いますが、次女はレジに触れるのは初めて。
「まだなの? 早くしてよー」
「えっと、えっと……」
「お、お兄ちゃん~。やっぱ私にレジは無理よ~」
「まー、俺は年季入ってるからねー」
助っ人登場。
「助成金で2号店を建てたから、明日下見に……。
聞いてる?」
結婚の近い熱々な2人は、あんまり聞いちゃいません。
「ジンジャーが出て行ったら、店の厨房の主はお前だぞ」
「責任重そ~」
「まずはチーズケーキを作れるようにならないとな」
「うん。頑張る」
長女が行ってしまうと、チーズケーキを作れる人がいなくなってしまうのです…。
翌日。
「今日、姉ちゃん引っ越すんだって?」
「うん。寂しくなるなぁ」
突然ですが、新聞配達の少年がかなりのハンサムであることに気がつきました。
すかさず、呼び止めます。
そして、次女と三女を駆けつけさせました。
どちらと相性いいかな?
「もう! 僕は仕事中なんですってば!」
すみません。
「おはようございます。せいが出ますねー」
「あ、おはようございます」
こうしてみると長男、すっかり休日のおじさんですね。
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