朝一に洗濯。
今日は学校へ就職届けだしてきましょう。
「がーーーー!! 洗濯機うるせーーーーーーーーーっ!!」
気難しいので、洗濯機の騒音にもいちいち発狂。
血圧高そうだな、巧さん。
とりあえず風呂で煮立った頭を冷やしてもらいます。
「気難しい」特質持ちのために、今朝は目覚めの気分が最悪だったようで。
急ぐ必要もないので、庭弄りも。
日常生活で、料理スキルとガーデニングスキル、器用さスキルを地道にあげていく予定です。
日暮れ前にようやく学校へ就職してきました。
「校庭の監視員」からスタートです。
夕ご飯はここで。
ツインブルックの食堂、かわいいですよね。
かわいい……? お姉さんが店の前にいたので、挨拶しておきました。
全スキルMAXプレイに恋愛は敵かもしれませんが、美人の友達はほしいもんね。
お姉さんとあいさつをしていたら、ラケット家のおじさんが、目の前で泥棒服に着替えて出勤していきました。
もっと人目のつかないところで着替えたほうがよかったんじゃ……。
すっかり日も暮れて。
自転車で帰宅です。
「さすがにこの辺はなんか出そうだな……」
湿地帯の夜の風景も、凄味があっていいですねぇ。
「来たぜ」
「何しに?」
いくら非常識で気難しいとはいえ、ご近所さんとは仲良くなっておきたいもの。
少々遅い時間ですが、無理やりベイレス家を訪問。
(……)
あ、もしかしてお邪魔だったですか?
もうじき日が変わるというのに、旦那さんは外出中。
奥さんがゲストの男性からお花をもらっていました。
見なかったことにしよう。
翌朝。
昨日洗濯した服を干しておきました。
なんか乾きそうにないですけど。
さて、脱ぎ散らかした服をクリックして、巧さんに洗濯をお願いしたんですが……。
洗濯袋を片手に、家の外へ走り出す。
いったいどこへ?
ちょ……、そこベイレス家のテラスだよ。
「これから仕事なんで、お願いしときますっと」
「え?」
ベイレス家の洗濯かごにイン!
巧さんにとって、ベイレス家はすでに身内のようです。
人ん家の洗濯かごに洗濯袋を突っ込んで、お迎えの車も無視して、自転車出勤です。
が、「一匹狼」な巧さんにとって、職場はまさに地獄。
人が多いストレスに仕事のストレスも重なり、退社時刻には仕事の能力メーターはマイナスです。
まあ、明日頑張ればいっか。
とにもかくにも、今日の疲れを明日に持ち越さないよう、スパへ直行。
今日の稼ぎが全部チャラになってしまいました。
「うようよ……。校庭にも校舎にも、シムが、うようよと……」
スパでは足らなかったので、自宅に帰っても風呂。
午前中は仕事メーターは微々たるプラスだったんですが、仕事のストレスが出始めた午後にメーターが下がり始め、挽回しようと一生懸命仕事させたんですが、それが裏目に出たんですよねぇ。
一瞬だけメーターが上がり始めたんだけど、すぐにマイナスに振れ始め、ますますストレスがたまった挙句に、能力メータの下がり幅も増大してしまいました。
洗濯もの取り込み。
そういえばベイレス家に預けた洗濯ものはどうなったんだろう……。
翌朝。
今日こそは、しっかり仕事をこなしましょう!
朝食のあとは洗濯袋を持って……。
「今日もお願いしますっと。あ、昨日の洗濯もの残ってら」
普通にベイレス家の洗濯かごへ入れます。
もう洗濯はこの家に任せちゃうか。
湿地帯から町への心臓破りな坂!
お迎えの車を無視して、今日も自転車でシャコシャコ行きます。
仕事中の巧さん。
「一匹狼」特性で、仕事中のムード―15はデフォです。
おまけに午後は仕事のストレスでこの有様。
なんか、能力メーター下げるために仕事行ってるみたい……。
「校庭の監視じゃなくて、人けのない音楽室とか理科室の監視ならいいんだがな……」
仕事が終わりましたが、今日はスパではなく公園で息抜きすることにしました。
「今日は火事に巻き込まれたみたいに暑い日ですね」
「あら、あんた、見ない顔ね」
公園にいた綺麗そうなお姉さんに声をかける。
……カメラ近づけたら、そうでもなかった。
遠目は美人なお姉さんとはそこそこに。
推理小説家っぽいおばさんがいたので、一緒にチェスをすることに。
論理スキルは楽しみながらあげられるから、いいですね。
そして今日も今日とてベイレス家へ。
「今日、公園に推理小説家のアンナ・リドルがいたぞ!」
「えええ! サインもらった? サイン!」
お腹がすいたので、ベイレス家の息子テイ君が冷蔵庫から出したシリアルを分けてもらいました。
子どもたちは宿題を始めたようですね。
感心だ。
「お前、彼氏とかいるの?」
「んん?」
ベイレス家の娘さんとも仲良くなっておく。
「ひみつ~」
いい顔してるなぁ。
彼女を見ていると、なぜだか心が癒される感じがする……。
ちなみにベイレス家のご両親は外出中。
もう深夜だってのに、子供だけで留守番させて、物騒だな。
「えいっ! 校庭の先生! いつまで僕んちいるんだよっ」
「おまえんちのかーちゃんととーちゃんが帰るまで、心配だろう―が!」
枕たたきをしていたら、ついつい本気になった巧さん。
テイ君に大人げないと怒られました。
「わりぃな。かわりに本読んでやるから」
「何の本? 男と女が出てくる?」
「委託店で買ってきた『兄弟、姉妹』っての。一応男と女が出てくるだろ」
それっぽい本を読んだら「むらむらする」とかのムードレットがついたりしないんだろうか。
せっかくいろんな本のジャンルがあるのにな。
翌日の巧さん。
安いベッドで安眠できず、朝食をとる暇もなく、昨日にもましてボロボロです。
(俺はこの先、昇進どころか校庭のベンチを守ることさえ難しいかもしれない……)
仕事に行くたび、能力メーターが下がります。
こりゃ、クビになるのも時間の問題かも。
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