「ワワワ、デュワッデュワッ♪」
相変わらず一人リサイタルを続けるアルマンドさん。
「お腹すいたから、ちょっと台所をお借りしますよ」
ジョフさんやりたい放題です。
さて、これからカリスマポイントでも使って、夫婦をより仲良くさせようかな。
これからの計画を練っていると、旦那さんが奥さんに嫌がらせを始めました。
まだ旦那さんの奥さんへの友好度はかなり低いみたいですね……。
ジョフさんには料理を途中でやめて、二人の仲裁に入ります。
その間のライリー家のお子様達は、ブリタニーと一緒に外で遊んでもらうことに。
暗いけど、アパートの公園なら安心して遊べますね。
「うーん。この子の気持ちが分かったら、楽しいだろーな」
明日が誕生日だというのに、いまさらのように「しつけ」を学びたがるキンバリー。
もう遅いと思うんですけどね。
まあ、お望みなら勉強してください。
「もしかしたら、孫ができた時に役立つかもね~」
その日の晩。
「逃げろ逃げろ。スタコラさっさ~」
「はいはい。落ち着いて避難しましょうね。
二人とも、僕の後についてきて~」
火災報知機がなると、アパート住人全員が避難を始めるんですね。
キンバリーもわが子を抱いて避難しようとしたら……。
消防士さんに逃げ口をふさがれる。
このアパート、階段1つしかないもんね。
「で、何が火災原因?」
「ポークチョップが火をふたらしい」
アルマンドさん、とんだお騒がせです。
料理スキル高いはずなんだけどな…。
「火を使った料理は、やはり危険ですな」
翌日の執事。
「どこまで仕事しないわけ?」
「その問いは昨日も聞いた気がします」
「あたしも毎日言ってる気がするわ……」
「昨日はびっくりさせて、ごめんネ」
「ぱぷ」
すごく幸せそうにミルクをあげるアルマンドさん。
アーウィンはいつの日か、父の代わりに経済界の華となってくれるのでしょうか。
半裸率の高い朝食。
「この朝ごはん、キンバリーが作ったの!?」
「いつもアルマンドに作らせてたら悪いしさ」
「でも朝からステーキって、ちょっと重過ぎません?」
「私はいつの日か、ブリちゃんお嬢様やアーウィン坊ちゃまのお子をこんな風にお世話することになるのでしょうか」
不老執事ですからね。
確かにいつかそんな日も来ることでしょう。
「え~、本日は皆々様にお集まりいただき……」
アルマンドさんはお誕生会の挨拶練習?
「どうせ身内だけでやるんだから、挨拶なんていらないのに」
「まあ、こういう時こそ形式も大事なんだよ」
「アーウィン! お誕生日おめでとう!!」
「大きく育てよーー!!」
これからますます賑やかになるコーディアル家。
アーウィンはどんな顔立ちに成長するのかな。楽しみです。
「ねぇ、タラちゃんの後ろに青い顔のおばあさんが……」
「やだ、おじさんたら。気のせいよ♪」
そしてアーウィン成長!
これは……アルマンドさん似か!!
キンバリーの遺伝子が全然入ってない気がする!!!
恐るべしアルマンドさんの血。
とりあえずイメチェンしてみましたが、幼児にしてすでに枯れた男の色香を持ち合わせたお顔です。
渋い男を目指して、頑張りましょうか。
我が子の誕生日を大喜びしていたアルマンドさん。
しかし、願望値が真っ赤でした。
「アハ、アハ。
こんなに小さかったアーウィンが、もうあんなにおーきくなっちゃったヨ」
この人家族願望なのに、あんまり家族関係の望みだしてくれないんですよね。
ダーツやりたいとか、ゲームの情熱Maxにしたいだとか。
すごく小さな望みか、大きすぎる望みかしか持ってくれません。
……まあ、何とか再起をはかってみようと思います。
頑張ろうね、アルマンドさん。
前へ / 次へ
PR
トラックバック
トラックバックURL: