「私とキンバリーは双子だもんね。
この子も息子みたいなものだわ~」
今日も平和なコーディアル家。
執事は相変わらず仕事してません。
もうこんな風景には慣れました。
コナーさんは休日。パジャマ姿のままウロウロしています。
「キンバリーさんの趣味って何?」
「ん~? 昔はよく読書していたものだけどね(魔道書を)」
(どうして執事さんは仕事をしないのかしら)
メイドさん一人でお掃除頑張っています。
もうあなたが執事をやって下さいよ。
仕事中のアルマンドさん。
仕事ぶりよりも趣味の方が絶好調みたいですね…。
「本当に悪いわね。これもらって」
「こんなにたくさん、いいんですか?」
働き者のメイドさんにはチップを奮発です。
「平和だわ。平和すぎる……。
悪い魔法を使いまくったあの頃が懐かしい!」
悪い魔法を使うなら、絶対公共区画がいいんですが、ロード時間が長いので足が遠のいています。
試薬を作りためて、おばあさんになったら再度暴れに出るのもいいかもしれません。
若かったコーディアル姉妹も、もう次の誕生日が近いのです。
「今まで一生懸命料理の勉強してきた割には、実践してなかった気がする……」
サマンサに料理を作らせようとしても、欲求とかの都合が悪いことが多かったからかな。
……いや、アルマンドさんに作ってもらうことが多かったせいですね。
アルマンドさんはこの家の主夫ですし。
「見て見て~!!! A+だよーーーーっ!!!!」
ブリタニーの帰還。
「パパっ! 見て!! 見なさいっ!!!!」
「ちょ、ちょっと待って。パパ今ご飯食べてるんだよ」
意外にもあまり交流のなかったコナーさんの方へ成績表を見せに来ました。
よかったね、コナーさん。
「いよ~!! ブリタニーはすごいな~~~!!!」
「……もう遅いよ」
でもすれ違う二人。
子どもは待っちゃくれません。
そして。
「はい、お邪魔しますよー」
他人の家に帰宅するジョフさん。
破局させてしまった夫婦仲を取り戻させるため、必死に恋愛を学びます。
人の家で。
すごくナチュラルに溶け込んでますし。
「よし、恋愛の荒波を乗り越える術をマスターしたぜ」
さて、行動開始しますか。
まずは奥様にアプローチ。
旦那さんと仲直りするよう説得します。
「ちょっとくらいの血迷った行動なんて、きっと許してくれますよ。
お二人とも、愛し合って結婚したんでしょう?
全て僕の魔性の魅力が悪いだけなんですから」
「そう……かしら」
ランプの魔人がかけた、いまだに解けないジョフさんの「魅力」魔法……。
(ああん、そんな世話焼きな所もステキ……!!!)
修復できるのかな。この夫婦……。
次に旦那さんの説得。
「奥さんの操の高さには完敗です」
「え? じゃあ、一方的に悪いのは君なの??」
間男が夫婦の仲を取り持つって状況が、プレイヤーも理解できません。
どういう会話がふさわしいのやら。
何はともあれ、一応成功したみたい。
でもまだまだ、旦那さんは奥さんに対して怒りの炎を燃やしているので、もう少し面倒を見てあげないとダメですね。
「ふふ。仲直りしたわよ?」
奥さん、仲直り直後にジョフさんをなでようとしてます……。
ジョフさんの魅力、恐るべし。
「ねぇ、ママ。ジョフおじさんは、まだお仕事から帰ってないの?」
いえ、帰ってますよ。
よその家に。
ジョフさんの夫婦修復作戦は、まだまだ続きそうです。
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