土曜日の朝7時。
「うあー。よく寝たー!」
「今日の予定は……。
えっと、ヴァズの友達んちに泊まりに行く約束だったっけ」
綺麗好きMAXな姉貴は、起床とベッドメイキングはセットの行動。
寝汗を落とすために朝風呂。
「あー……。まだお腹の肉がつかめるよ」
ピザでついた余分な肉は、かなりしつこいらしい。
ちょっとのエクササイズじゃ、落ちないみたいだね。
寝起きの俺は、朝からトイレの詰まりを修理中。
バイトのおかげで、トイレの扱いはバッチリだぜ!
……自慢になるのかな、これ。
「お早~。ゴミ出ししてくる」
「お願いね」
姉貴、パソコンで何してるの?
「先物取引で今一番アツイ銘柄は……っと」
また財テクアドバイス?
全然懲りてないよ、この人。
遠くの木陰でセミが鳴いてる。
うちの庭にも、一本くらい木が欲しいな。
「俺、そろそろチャーリーの家に行くけど……」
「私はミシン仕事があるし、夕方から行くわ」
「向こうに着いたら、友達のお姉さん達によろしく言っといてね」
「分かった」
というわけで、先に友達の家へ。
庭キャンプ、楽しみだな~!
その後すぐ、姉貴はミシンに取り掛かったものの。
「はいもしもし。食材宅急便ならお断り。
うち料理しないんで」
電話が。
「あら、フェニックスさん? お早う」
”えーと、ここ一週間何度か電話かけてたんだけど、忙しいみたいだね”
「あんたが、間の悪い時ばっかりにかけてきてるだけよ」
姉貴、そりゃあんまりな言い草でしょ。
”そのぅ、エーナさんに色々話したい事があって……”
「私にはない」
”……えっ?”
「いや、気にしないで。何よ話って」
”えと、ただの世間話なんだけどね。今日一緒にお昼でも食べながらと思って”
「……私って今、栄養足りすぎてる体なんだけど~♪」
フェニックスさん、どこまで間が悪いんだろうね。
”ええ!?
あ、じゃ、じゃあ、すごくいいとこ知ってるよ。
ダイエットも出来て、食事も出来るとこ。そこならきっといいと思うよ”
「今日夕方から予定あるし、遠くへは行けないんだけど」
”ブルーウォーター村の公園近くだから、すぐだよ”
「まあ、行ってもいいか」
どうやら行く気になったみたい。
「あっ、そーだ。
せっかくだし、手作り雑貨の店の彼女も誘っちゃおーっと!」
……相変わらずです。
無邪気なのか確信犯なのか。
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■おまけ
うちのレビューでは登場シム達に、出来る限りレビュー通りの人生を送ってもらってます。
しかし、時には意図的に演出しなければいけない部分もあるわけで。
例えば同区画に住むシム達を、バラバラにお出かけさせることは出来ません。
(誰かが出かけたら、出かけた方を操作することになります。留守番プレイは出来ません)
今回もヴァズゲンは、お出かけすると見せかけた後、レビューの邪魔にならないところで時間を潰してもらってました。
ジョギングかハイキングで区画から一時的に追い払ってもいいんですが、趣味の情熱がそこまでなかったので。
その時見せた顔がこれ。
あんまり可愛いので、思わず撮ってしまいました。
服は魚影ですけど。
手に持ってるのはこれ。
シム達の大好きな水風船です。
相手は不思議の国の住人達です。
ヴァズゲン、実は緑のヒゲと仲良しだったりします^^;
お互い日陰の身ということで、気が合うんでしょう。
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