地味男コナーさんが、朝から居残ってるクリスティーさんと話に花を咲かせていると……。
新しい執事さんが到着です!!
とりあえず、まだ仕事をしてくれてるメイドさんには、帰っていただきましょう。
新しい執事、トレント氏です。
ちょっと強面?
(お手並み拝見といきますか)
(これがうわさのダメ執事……)
ケントさん、超余裕な表情です。
そんなトレント氏が最初に着手した仕事。
それは、料理!
おおお、これはうれしい!!
「朝食をとってなかった気がする……」
コナーさんの空腹を察知してくれたらしいのです!
楽しみだな。
なに作ってくれるのかな。
なに……。
あ、それなんだ……。
冷凍食品が温まっているころ。
「今日も大混乱の経済界で~♪
頑張ってきたんだよ~♪」
通行人の前でただいまの歌を歌うアルマンドさん。
恥ずかしいです。
「今日もお美しい……」
「やだーもー! ジョフさんったらぁん」
この人は今日も女の人を連れ込みます。
「料理作ってくれないより、ましじゃん?」
「そうよね。妊婦には嬉しいわよね」
「……二人とも、自分で料理する気ないの……?」
あれ、まだ料理作るの?
今度はマカロニチーズ。
一応、家族全員が食べられるだけ作ってくれるみたいです。
7人家族だから、大皿二つも作ってくれると5皿も余っちゃうんだけど……。
「あれ? ケントさん、仕事しないんですか?」
「新人に仕事を譲ってるんです」
食事を作った後、トレント氏はベッドメイキングを!
執事、ちゃんと色々仕事してくれるじゃない。
これはやはり、ケント氏が無能というしか……。
「お宅、執事雇ってるんですってぇ? お金持ちなのねぇ」
「ははは。僕のお金じゃないですよ。お陰で、僕の貯金はたまる一方ですけどね」
「新しい執事さん試してるんだって?」
「今のところ、問題はないわね」
「でも、ケントさんは長い間働いてくれてるしねぇ」
「まー、しばらく様子見って所かしら」
こちらは若い二人。
タラちゃん、告白のタイミングを計ってるんですけど、なかなかです。
トレント氏、マカロニチーズの出来に満足しながら、今日のお仕事終了。
まだ半日しか彼の仕事ぶりを見てないので、明日も執事観察を続けることにしましょう。
執事比較テストのために、二人の性格を覗いてみました。
こちらケント氏。
やっぱり、だらしないですね……。
しかも太ってるみたいだし。
こちらトレント氏。
おお、綺麗好きです。
これはいい仕事が期待できそうですね。
ちなみに執事は、料理、技術、掃除スキルはMaxみたいです。
その他のスキルは個人差があるようですが、全体的に高め。
ケント氏は論理Maxだったし、トレント氏は身体Maxでした。
最後に、ちょっと気になってケント氏の好き嫌いを調べてみました。
とんでもない真実が明らかに。
この人、本物のダメ執事だったのかぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!?
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