「お父さん、それおいしそうね」
「夕ご飯だから、皆を呼んでおいで」
「はーい!」
アルマンドさん渾身の、ポークチョップです!
家族揃ってお夕食♪
大勢で食事させるの大好きです!
サマンサさんの妊娠報告に、皆もにっこり。
「叔母様、元気な赤ちゃんを産んで下さいね! 私、すっごく楽しみです」
(コナーの奴、奥手かと思ってたがやることは早いな……)
ちなみにケントさんはこっちで。
執事っぽくていいですね。
ここで食べるよう指示したわけじゃないんですが、自発的にカウンターに座るあたり、場をわきまえているらしい。
そんなに空気読めるなら、もっといい仕事して欲しいんだけどな……。
「こりゃ絶品!
奥様方より大旦那様の方が、良い主夫になれそうですなぁ」
この食べ方……。
この人、やっぱりだらしない性格なんですね。
パッチを当てることで、性格によって執事に当たりハズレが出るようになったんでしょうか。
ベビーシッターみたいに。
「こんなにおいしそうに食べてくれるなんて、僕も料理してよかったよ」
「じゃ、今後はアルマンドが夕食係で」
「や、キンバリー、それはないだろう」
皆さん、本当に楽しそう。
お客さん達と楽しく過ごしたのはいいのですが……。
「どうしよう。宿題の事すっかり忘れてたわ!
もう深夜だってのにぃ~」
「今日の宿題、英詩の翻訳なのよね……。
重いわ……」
途方にくれるタラちゃん。
まともにやれば、寝不足確実です。
そこへ、光とともにタラちゃんの知らない人が現れました!!
「フェアリーマザーの、登場よ~」
「宿題を手伝ってあげるわ」
「え? え? どちら様……。
それより、宿題手伝ってくれるんですか」
「おばあちゃん、困ってる女の子の味方なの」
おばあちゃん、昼間はずっと隠し部屋に潜んでました。
一方その頃。
「メイク落として、お風呂入って、寝よ寝よ」
キンバリーは今日、お料理の本を読んでいた以外は何にもしてませんでした。
新婚生活は、天国みたいです。
「あ、なんか涙が止まらない……」
半目で顔洗うからだよ!
「英詩の翻訳、大丈夫なんですか……?」
「大丈夫。
おばあちゃん昔ね、詩人さんと付き合ってた事があるの」
コラリアおばあちゃんは、ロマンス願望です。
そしてこの二人は。
「あら、こんなところにヤドリギが……」
「あは、じゃあいいのかな? しても」
「うふふ、仕方ありませんわね」
そろそろ大人の時間?
「充実した一日だった。
今日もシムシティの経済を守り、家族のために料理を作り。
僕は町と家庭、どちらも支えているんだ……!」
本当に、今日一日お疲れ様です。
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明日も、頼みます。
「ケントさん、もう2時ですよ。
明日の仕事に差し支えるので、もう帰ってくださいな」
「居心地が良くて、ついつい長居してしまいました」
サマンサに頼んで、いつまでたっても帰らないゲスト達を帰宅させました。
「それでは、さようなら」
あ! しまった!!
ジョフさんの彼女まで帰らせてしまいました。
残念。
「なに。
焦る必要はないのさ。
そんなの、余裕のない男がすることだからね」
遊び慣れているジョフさん。
今日は悠々とひとり寝ですね。
「さ、寝よ……」
違う!!!!
アルマンドさんのベッドはそこじゃないです。
そこ、ジョフさんのベッド……!!!!
「よかった……。
宿題あっという間に終わった……ぐう」
「悪い魔女なのに、いいことしちゃったわ」
家の皆が眠り、おばあちゃんの活動タイムがやってまいりました!
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