ティナの不可解な様子に、ゲームで憂さを晴らそうとする貴彦。
心配したのか、玲子が寄ってきました。
「対戦しよっか?」
「おう……」
しかし玲子、心の中では思いっきり貴彦を否定してます。
情けない男ね、言いたい事があれば本人に当たって砕ければいいのに……などと思っているのでしょう。
「あ、授業行かなきゃ」
バレエ手すりの順番待ちをしていた慧、結局マリーン先輩に代わってもらえませんでした。
「シャルウィーダンス?」
楽しそうですね……。
「イッチニ、サーンシ!」
スコット、まだやってます。
さて、授業から帰ってきた星子。
突然泣き出してしまいました。
もしや今頃になって、空と慎吾の事がこたえてきたんでしょうか。
「そんなのってないわよ~!
慎吾君の馬鹿ー! 空のばかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
気持ちは分かるけど、かなりひっ迫した用事があるのでは……。
左上のアイコンに注目。
(ファーストキスだって、慎吾君だったのに……)
火急の用事を済ませた後、一人昼食をとる星子。
しかし彼女自身は、まだ恋愛とか考えてないようなんですよね。
家族願望なのに、珍しいといえば珍しい。
庭に落ち葉が溜まっているので、暇してた玲子に集めてもらいました。
常緑樹とカスタムの植物ばかりで、あんまり秋っぽくないんですけど、雰囲気は出てますね。
「じっとしてられない。体動かそうっと」
星子、寮の裏手でフリースロー。
願望もかなって、ちょっとリフレッシュ。
「やっと、じじいの呪縛から解放された……」
スコット、5時間も体操してました。
すごい体力ですね。
「うりゃっ……」
星子、目が死んでる……。
もともと怠け者なので、運動してもあんまり楽しくないのかも。
玲子が授業に行ってしまったので、空に落ち葉の処分を頼みました。
火力強すぎ。
これで火事になったら、ちょっと壮観かな~と思ったんですけど(庭はオブジェクトだらけ)、無事燃え尽きました。
火事の規模が大きいと、消防車に増援が来るらしいですね。
見たかったな。
カタカタカタ……
一人だけ「レポートをやる」願望を出していた慧。
黙々と作業です。
日はとっぷりと落ちて。
「なぁ、お前、俺のティナちゃんを口説いたってマジ?」
「……誰から聞いた。つか、なんで『俺の』なんだよ」
珍しい組み合わせですね。
マリーン、探りを入れに来たんでしょうか。
一方その頃。
授業帰りの二人です。
「これ、東洋の神秘の挨拶『おじぎ』ヨー。
頭のつむじを見せるのがポイントー」
「いや、おじぎよりさ。俺、気になる事が……」
「お、お、お? うまいじゃん?」
「……ちょっと静かにしといてくない?」
いつの間にか和気あいあいな二人。
ふと心配がよぎったのですが、まさかマリーン、スコットも狙っているわけじゃ……ないよね。
傷心の星子、疲れてソファーで寝てました。
子守唄は、慧の打つキーボードの音でしょうか。
静かな秋の夕べ。
夕食時、食堂にこの二人の姿がありました。
「ねぇ、空。朝のことだけど、どういうつもりなの」
「ふぇ?」
(だって、スコット君が……)
空の思い人スコットは、ティナを口説いて落としちゃいましたからねぇ。
空も色々複雑なのかもしれません。
「うーんとぉ。
なんか突然ね、慎吾君っていいなーって思っちゃったの。
そしたらなんか、自分を抑えられなくなったっていうか……」
彼女は活発な性格でもあるので、思いが即行動に出やすいのかもしれません。
「私達のお父さんに誓うわ。
私、もう二度と慎吾君にあんなことしない!」
「……」
「ふぁ~。かんせ-い!」
双子が胃にもたれそうな会話をしている頃。
のんびり慧、レポートを仕上げました。
一回授業に出た後だったので、これだけで成績メーター満タンです!
秋の勉強効果、高すぎですね。
その他の方々は……。
まだ外で遊んでました。
って奥の二人、一体何をやってるんですか。
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