三年生後期。
秋の初めの落雷です。
しかも、落雷で火事になった直後に、雨が上がってしまいました。
これって、ヤバい?
「俺に任せろ!」
貴彦がまたしても出動です。
「って、アツ!」
「全然火が消えないよ~っ!!」
隣の茂みにも、火が燃え広がってきたようです。
このままでは寮も危ないのでは?
「すぐにキテー!!」
仕方なく消防車を呼ぶことにしました。
何とか学生だけで消し止めてもらいたかったのですが。
消防士さん、あっという間に消してくれました。
一般シムが所持する消火器より、圧倒的に性能が違いますね。
奨学金で潤っていたので、チップもたんまり。
火事が収まれば、いつもの日常。
慎吾のレポートをやらされていたマリーン先輩。
仕上げた直後、謎の言葉を残して、どこかへ去って行きました。
夕食時に戻ってきましたが。
そして……。
「電話でしか、私と話せないんですか?」
星子の招待を断ったおじさんが、再び自主的に電話してきました。
押せば引き、引けば押してくる。
若く美しいシム相手なら楽しい駆け引きですが、何でこんなおっさんとこんなことをしなければならないのか。
シェイラ先輩が、珍しくはっちゃけてる図。
人気のない階段下で、一人フラダンス?
「……何見てるのよ」
「いえ、なんも!」
慎吾が来ると、突然素に戻りました。
ティナは、「グリークハウス入会」の試練に挑戦中。
ブードゥー人形で一発合格です。
ずっこいですね。
慧君。
夕食時にダウンして、この状態で朝を迎えました。
便意に非常な不安があります。
「朝スマッスル!!」
空と星子が起きてきて、ステレオのスイッチをON。
びっくりして飛び起きた慧は、そのままトイレへ駆け出しました。
「あ……っ」
一歩及ばず。
誰にも見られてなかったのが、救いでしょうか。
この後の水たまりは、慎吾が掃除してました。
その頃食堂では。
空がスコットに「セレナーデ」を歌ってました。
しかし、その様子をティナが見ていたのです!
「チョットー!! これどういうことーーーーーー!!!!?」
「?」
スコットは忘れてしまったかもしれませんが、ティナにちょっかいを出した事がありましたね。
とうとうその時のツケを払う時が来たようです。
「忍者直伝の技ネー!!!」
「うおっぷ」
ティナ、怒りの手刀!
その後ろでは空がなぜかにやけてます。
この子、天然を装った悪女なのかもしれません。
「ん~、いつ見ても俺って最高~」
後ろでティナが泣いてるのに、この男は……。
しかしその後、ティナと一緒に踊る姿が。
貴彦、ティナが好きなんだとは思うんですが、じれったいくらいに告白してくれません。
何が彼の行動をとどまらせているのでしょう。
もしかして……、慧への秘めたる想い?
(シェイラ先輩、すごい顔だなぁ……)
四年前期の終わりです。
慎吾もようやく勉強に本気になったのか、「レポートをやる」願望を出し始めました。
星子も、せっせと課題です。
学生達の私室も、だいぶ充実してきましたよ。
季節はすっかり秋です。
大学生活も残りわずか。
四年生後期には、お出かけを計画しています。
残りの学生生活も、思いっきりエンジョイしてもらいましょう!
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