「痩せたかしら……」
お昼近く、ようやく運動の成果が。
「ぽっちゃりも、それなりに魅力的だったと思うんだけど」
痩せたというのに、微妙な反応の星子です。
さて、玲子はバレリーナの格好でエアロバイク。
ついでに趣味にも目覚めたようです。
アスレチックガールを目指しますか。
さて恒例の、教授による学生訪問。
この寮の担当は、この人ですか。
あの牛を凌駕するトラブルメーカ、アンドリュー教授じゃないんだ。残念。
「貴彦とキャッチボールすると、疲れるネー……」
ティナに接触したがってるマリーン。
ティナって、もてるんでしょうか。
その後テレビゲームを始めた彼女の隣へ、おもむろに座りました。
「ゲーム好きなんだー。へー」
貴彦、そんなおばあさんと話してる場合じゃないんじゃないの?
「あなたのファッション、最低だわ~」
「そうすか?」
って、教授に思いっきりきもがられてますね。
それから遅い昼ごはんを食べに、食堂へ入ったら。
マリーンはそそくさと課題を始めました。
「お前、さっきティナの隣に座ってなかった?」
「うるさいな。気のせいだろ」
ラマはラマで、地味に活動中です。
「学業は学生の本分~! ファイトーーー!!」
(……うるさくて集中できないよ)
ラマ、朝から邪魔ばっかりです。
「ティナ、俺にもゲーム見せ……て?」
「ゲーム飽きたネー」
貴彦、残念ながら入れ違いになってしまいました。
「ゲームは一日1時間なんだな。ティナはやっぱり、えらいな」
ティナの事を思い、同時に口にもする。さらにはハートまで大量に飛ばす。
貴彦さん、いくらなんでも好きすぎだろ!
カミナリ3つ同士のくせに、ティナの方は貴彦を追うことないので、本当に不思議です。
夕方は、文学と数学の授業時間でした。
「初めての授業、楽しかったよ。高校数学の復習からだったし、楽だった~」
「私の所も、タケミズ村のドラゴン伝説について、面白い話が聞けたの」
スコットはまた一人、そそくさと寮へ……。
秋雨ですね。
「……」
ちなみにスコット、十代では空に惚れていたものの、実際のところ空との相性は普通。
しかし星子との相性は、カミナリ2つだったりします。
これはもしかして、もしかするかも。
さて……。
ティナにお風呂の先を越されてしまった慧と星子。
落雷で寮内が白くフラッシュする中、貴彦はやはり……。
「ティナどこ?」
「玲子ちゃん、ティナ見なかった?」
「お風呂に入ってったけど~?」
ちなみに玲子は、「電話かけてこないと友達やめちゃうぞ」と駄々をこねてきた父親に、電話中です。
「お風呂、使用中だったねー」
「だねー」
「ちょっ、お前ら何やってんだよ……! (俺でさえ、まだティナの裸拝んでないのにっ!)」
(後ろにくっさーい人が来てる……)
こちらもこちらでストーカー。
わざわざ空の近くにやって来て、壁の割れ目を観賞するマリーンです。
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