二回も真っ赤。
「うわっ、趣味悪っ!!」
怪しげな装置に、ピンクの芳香を放つ花。
大音響で流れるテクノ。そしてシャボン玉。
「ここ何するところ?」
「さあ……。とりあえず吹いてみる?」
他のお客さんたちも、変なオブジェを囲んで、ふわふわ浮いています。
ミステリアス。
というより、かなり異様な光景。
「あなた達、ここは初めて?」
「あ、はい」
「楽しんでいってね」
シャボン玉の向こうに赤い扉。
何かと思ってはいってみると……。
やっぱり赤い部屋。
そこにダブルベッドと花。
「ここ……どういう店なんだろうね。意図がまったく見えない」
「とりあえず、野郎二人で来る店じゃないみたいね」
それにしても、すごい光景です。
ちなみに夜になると赤いランプが灯って、さらに悪趣味に。
赤を極めてます。
「帰ろうか……」
「うん、帰ろう」
結局どういう店か分からないまま。
ちなみにこの店、一応長時間滞在用に、トイレとシャワーがついてます。
シャワー室、丸見えですが。
夜は向けて、ますます混乱に拍車がかかる、謎の店なのでした。
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