「ふんふ~ん♪」
朝ごはんを作る圭子。
今日はトーストのスクランブルエッグのせです。
「はむはむ。うん、うまい」
ほおばり過ぎだって。
「うぷ!?」
食後に吐き気。
おめでたい兆候です。
そして今日も元気にお店を開店。
「お邪魔しまーす」
早速やってきてくれたのは、大学時代の友人カミーラです。
「やっぱりさようなら」
って、ひやかしかよ!
店に入ったとたん、すぐに出て行ってしまいました……。
今日はお客さんがあまり来ませんね。
暇つぶしにタンブラーで曲芸。
誰か参加してきませんか。
あ、カミーラが戻ってきてくれました。
敦にチップ。
「がんばってるわねー」
ようやく身内以外のお客さんが来ました。
「やあ、お嬢さん。べっぴんさんだねぇ」
他の客を口説く人。
(何なのこの親父)
カミーラは彼がお気に召さなかった様子。
×マークをいっぱい出してます。
妊婦さんは空腹の減りが早い。
お店もあるのですが、やはり自分の体を最優先にいたわらないとね。
仕方がないので、敦がバーカウンターに立ちます。
「ああ、ギターのほうが儲かるのになぁ」
そうはいっても、ここ一応飲み屋さんですから、バーテンダーがいなきゃ始まらない。
夕方早くは、女の人のお客が多い?
家事がひと段落して、ちょっと一服しに来たってところでしょうか。
店内で語り合うのは……、まあいいか。
ここの店、地域の社交場になってますね。
「誰だよ。こんなところ掘ったのは……」
店の外に穴。
ついでに古新聞も片付けないと。
圭子が戦力にならない今は、この家のすべてが敦の双肩にかかっています。
がんばれ。
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