アパートライフ発売が迫ってきたので、一年生後期から二年生終わりまで駆け足レビューです。
「私、三つの国をまたに駆けて、九つのツアーを制覇したのヨー」
「俺、一回も海外旅行してねぇし」
学生達は相変わらずの日常を送ってます。
垣根が伸びてきたので、総出で手入れ。
庭の花も。
季節はもうそろそろ冬なんですけどね。
と、ここで事件です。
慎吾が空の腕の中に飛び込もうとして、拒否られました。
「ちょ、なんで?」
「だってー」
「私達、まだそういう仲じゃないって言うかー」
先に慎吾を口説いたのは、あなたじゃないですか。
空、焦らしているのでしょうか。
それとも本気にした慎吾の方が、バカだったのか。
一方こちらはこちらで。
スコットが星子にハートを飛ばしてます。
傷心の星子、救われる日も近いのでしょうか。
しかしスコットは、ティナにもちょっかい出してたしなぁ。
庭掃除の仕上げに、落ち葉焚きをさせたら。
火ぃ出た!
「なんでブリキのジョウロに燃え移るわけよ!!」
「きゃあぁ! 何よ何よ!!」
「水! 水!」
隣の茂みにも引火。
「俺達で消し止めるぜ!」
貴彦、ティナにいいところを見せるチャーンス!
裸だけど。
スコットにも消火作業に当たらせます。
「こういう時はどっしりと落ち着いてだな」
気のせいか、貴彦がかっこよく見えます。
「アン、ドゥ、トゥロワ♪」
残念ながら、ティナは外の騒ぎに何一つとして気づいていなかったという。
「何で俺まで~?」
なかなか火が消えないので、慎吾も駆り出しましたが……。
腰が引けまくってます。
男三人がかりでようやく鎮火。
しかしお風呂は、最後にちょっと働いただけの慎吾に先を越されてしまいました。
「自分の体臭に耐えられないんですけど……」
風呂が空くまで待つしかないです。
「あ、前髪焦げた?
ま、どれだけ危険な火事だったか、ティナに話してやれるな!」
お洒落に余念のない男。
半裸だけど。
ところで、星子の本命……。
食堂のおじちゃん?
「渋い男の人って、ステキ……」
一年後期ともなると寮にも慣れてきて、女を忘れた人がここに一人。
「だって、お腹すいてたんだもん。
お風呂はあーとで♪」
「……そんなににおい出す前に、風呂に入るもんでしょ、普通」
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