大学に到着した私。
きらっと光って、ヤングアダルトに大変身です。
こんな感じになりました。
この恥ずかしい姿を誰かにみられないうちに、そうそうに洋服やさんに行きたいと思います。
私が新しい服を購入して帰ってくると、寮の前に一人の紳士が立っていました。
「やあ、私が芸術学専攻のファンセイ・アンドリュー教授だ。君は新入生かね?」
「そうです。お会いできて光栄です。アンドリュー教授」
でも私、多分芸術学は専攻しないかも。
やっぱり、物理か数学か、とにかく理系だよね。
ヤングアダルトになった私です。
きれいになったでしょ?
できれば、在学中に素敵な彼氏が見つかればよいのですが。
この寮の食堂は、窓が少なくて薄暗いです。
お金が溜まったら、もうちょっといい寮に移動してもよさそうですね。
私の部屋。
一度こんな部屋に住んでみたかったんです。
いい年して少女趣味ですか。
同じ寮の学生達。
同じく。
同じく。
素敵な彼氏は、少なくともこの寮では見つからなさそうです。
やっぱり、来年くらいには寮を変わろう……。
ところで、あのアンドリュー教授は、何しにここへ来たんでしょうか。
先ほどから、アーケードゲームの前を離れません。
夜も更けてきました。
そろそろ休みましょう。
部屋にはしっかりと鍵をかけます。
先行きに不安はありますが、ともかくも今日という日は乗り切りました。
明日にはよい出会いがあるといいのですが。
おやすみなさい。
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