グリーンマン・デイジーさん。
彼女が亡くなると、グリーンマン姓が消滅してしまいます。
ずっと迷っていましたが、ついに彼女に世継ぎを作ってもらうことにしました。
植物シムは胞子で増えるので、年をとっても植物ベビーを生み出すことが出来ます。
我が子に童謡を教えるデイジーさん。
生まれたのは男の子。
パームと命名しました。
パームに付きっ切りのデイジーさん。
実は、彼女がパームを産んだのは、寿命を迎える日の朝だったのです。
時間は限られているから、親として出来ることは、少ない。
だからせめて童謡だけでも、パームに教えてあげたいのです。
パームは童謡を覚えて、とうとう午後六時をまわりました。
お迎えが来ます。
「パーム、寂しくないかしら……」
ゴス家が責任もって、しっかり育てますよ!
「え? 私も!?」
デイジーさんに引き続き、妹のリリーさんまで。
「リリー……」
夫のアレクサンダーさん、涙。
家族が二人も減ってしまいました。
さて、パーム君ですが。
ゴス家の跡取り、アーネストによくなつくようになりました。
アーネストも、こまめに面倒を見てくれます。
いい子だ。
この日の晩は、デイジーさんとリリーさんの母、グリーンマンの祖であるローズさんが、化けて出ました。
お客さんを驚かせて、お漏らしをさせてしまいました。
さらにそれで出来た水たまりで、パームが……。
忙しい晩です。
「おにいちゃ、だいちゅき!」
ちなみに、アーネストの父ギュスタブとパームは、いとこ同士の関係になります。
パーム、翌日は一日中、「デイジーと童謡を歌う」の願望を出していました。
ううっ、お母さんもういないんだよ。ごめんね……。
植物ベビーはあっという間に大人になります。
たくましく成人したパーム君。
薬を飲んで、シムに変身しました。
彼にはお嫁さんを見つけてもらって、もう少しグリーンマン姓を存続してもらおうと思います。
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