朝はガーデニングからスタート。
でもほどほどにしておかないと、これだけで日が高くなってしまう。
で、ほどほどにして命知らずお兄さんを家に呼びました。
いつの間にか彼、妹と子ども二人を残して一人だけ立派な家に引っ越していたんですよね。
貧乏なのに、どこにそんなお金があったんでしょう。
それがこの家。
(家具もいい……)
ルニが偵察中でした。
(こんないい家に住んでるんだから、きっとゴミ箱の中身も一味違うに違いない)
(誰も見てないよね?)
さっきお向かいの家のおじいさんが通りを横切って行きましたが、反応はありませんでしたね。
「うそっ! 宝石ゴミ箱に捨ててるし!
彼の目は節穴なのっ?!」
この町には道端にも原石が転がったりしているので、宝石ってそんなに珍しくないのかもしれませんが。
燃えないゴミを捨てちゃダメだよ。
おしゃべりの後、ソナはお兄さんと外食です。
いい車まで持ってるなぁ。
実はそろそろルニのお婿さんが欲しいので、お兄さんを引っ越してこさせようと思っていたのです。
妹と別居した今が、いい時期かもしれませんね。
遅れてルニもレストランにやってきましたが、ちょうどエーナさんと鉢合わせました。
「こんちゃー」
「あら、こんにちは。ところで家の弟、大人になったの知ってる?」
「もうそんな年になったんだっけ。あとで会いに行ってみるわ」
食事を終えた二人。
「見て見て。この筋肉」
「……痩せた?」
お兄さんが細くなっていることに気が付きました。
前は、というか昨日かおとといは、もうちょっと腕太くなかった?
足なんか、ソナより細いです!
激痩せと妹家族との別居。
彼に一体何があったんでしょうか。
とにかく、引越しを提案してお兄さんと同居することにしました。
彼の名前はポロといいます。
世帯の資金も5000$増えたので、内装を少し整えましょうか。
そして、気になる彼の家族関係を調べてみました。
って、あの二人の子ども、あんたの子どもだったんですか!!
てっきり妹の養子だとばかり……。
そういえば子供たちの髪の色、ポロ兄さんと同じですね。
遺伝子ちゃんと受け継いでる? でも一人で子供作れるんだろうか。
第一、ポロは男だし。
もしかして研究所の「例のアレ」って、シムの赤ちゃんを培養する装置とかで、兄さんの細胞から……。
色々妄想が広がります。
が、
「むしろ二人の子持ちだったって事実に、萎えるわ」
「なんで?」
「それより、自分の子どもを妹に預けて自分だけ引越しって、ちょっとひどいんじゃない?」
「なんで?」
ルニのお婿さん計画、一気にやる気がなくなりました。
どうしよう。このコブ付き。
あと二人、小さな子どもを迎え入れる余裕はこの家にはないし……。
他世帯の家族って、割と頻繁に養子(?)を迎えますよね。
元アクティブ世帯家族の女の子が、若年に成長した翌日に養子を迎えていた時は驚きました。
まだ若いんだし、結婚相手を探すことから始めて欲しかったのですが。
(どうしようかな……)
もう同居してしまったことですし。
しばらくは一緒にすんでみようかな。
とりあえず、ポロ兄さんにはジムに行ってもらいました。
前みたいにバランスのいい体格に戻ってください。
(口が増えたから、食料調達……)
あーもー! 何のための同居だったんだよー!
プレイヤー、いまだに動揺しています。
「シチューにしよう。ポロを太らせないと」
ポロの持参金はすでに全額使い込んじゃってます。
おかげで、このキッチンが出来たんですけどね。
「子どもの泣き声無しに食事が出来るっていいね!」
「この家、周りに民家ないし、ステレオもテレビもないから、逆に静か過ぎない?」
「夜、何の心配無しに朝まで眠れるって、幸せなことだと思う」
ポロさん、育児疲れ?
ところで暖炉の火が綺麗ですね!
「ご馳走様~」
「ポロ、残りのシチューも食べちゃってよ」
「いやもうお腹一杯」
あ、ポロ兄さんの腕が太くなっているのに気がつきました。
ジムでちょっと鍛えただけなのに……。
痩せていたのは、筋肉が落ちていたからだったんですね。
(ま、家族が増えたのはいいことよね。賑やかだし)
姉妹の隣室に、ダブルベッドを買ってあげました。
ポロは軍隊キャリアに付かせたので、無職姉妹には嬉しい定期収入が入ってくることになります。
これだけでも、生活にとっては大きな進歩ですね。
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