コーディアル家の家事いっさいを任された執事ケント氏。
そろそろ彼の本性が分かってきました。
彼、掃除をはじめようとする度、なぜかプレイヤーに向かってこんな顔をするのです。
「え~。またトイレ誰か使ったの~?
誰が掃除すると思ってるのよ~」
……ちょっとあんた、何でこの仕事に就いてるのさ!
性格的に、執事に向いてません。この人。
エライ人が来ちゃったな。
ケント氏の不満をよそに、姉妹はさらに魔道をきわめていきます。
「私、何でも出来るようになった気がする!」
「あんたはいつだってそうだったわよ。
でも今回だけは、あたしだって!」
「私も、食料生成の魔法をやってみるわ!」
「……その魔法、あんまり期待しない方がいいよ」
ハンバーガー……。
たいしたもの出てきませんね。
せっかくだから、仲良くいただきましょう。
「魔法って、意外と使いどころがないわねぇ」
「この町、平和みたいだしね。でも、平和が一番よ?」
「退屈は嫌よ」
翌朝。
「焼いたパイ」や「シリアル」の手抜き料理しか出さなかったケント氏が、ホットケーキなんぞを焼いてくれました!
解雇を考えていたプレイヤーの気配を察したんでしょうか。
「やっぱり、ちゃんとお料理してくれたご飯の方が、おいしいわね!」
「あたし、やっぱり魔女なんてやめようかな。この肌、嫌よ」
「また物事を途中で投げ出すつもり?」
「ムカツク~ッ!」
世界広しといえども、善の魔女と悪の魔女が仲良く朝食なんて、ここでしか見られないでしょうね。
白魔法を試してみましょう。
「ケントさんは、キンバリーと仲良くな~る……!」
これ多分、激怒状態のシムを仲直りさせる魔法だと思うんですけど……。
魔法の説明文を見ても、イマイチ効果がよく分かりません。
魔法の効果か、ケント氏はキンバリーとハグ。
「私めの有能さは、時間をかけないと分からないものなのです」
「いや、訳分かんないんですけど」
魔術スキルが上がり、試薬のほかにも色々作れるようになりました。
「イーッヒッヒッヒ!!」
「……やめてよキンバリー」
「だって、悪い魔女ってこんな感じで薬かき混ぜるもんでしょ?」
そして、とうとう禁断のオブジェクト完成。
座っているだけで、全ての欲求がじわじわ回復していきます。
もはや、食べ物もベッドもシャワーも必要ないのです!!
ちなみに自分の属性と違う椅子に座ると、逆の効果。
普通の魔女は、どちらに座っても回復できます。
普通のシムが座るとどうなのかな?
二人ともそれぞれの道を究めたので、今度は普通の魔女を目指してみることに。
果たして肌の色は元に戻るのでしょうか。
キンバリーには普通の魔法を学ばせ、サマンサには闇の魔法を学ばせてみました。
先にキンバリーの肌が元通りになりました!
遅れてサマンサも元通りの肌に。
肌色が変わるのは、属性を半分まで高めた時みたいです。
青い光が残ってますけど、これは一時的な不具合の模様。
区画を入りなおしたら、消えてました。
綺麗好きなシムが時々、掃除が終わっても手に泡をつけたままになる事がありますが、それと同じみたいです。
「元に戻れてよかったわね」
「緑が残ったらどうしようかと思ったわよ。
直らなかったら、本当にダークサイドに落ちた永遠の証みたいじゃない」
「うふっ。一度ペットを飼ってみたかったのよ」
普通の魔法で、幽霊猫を召還しました!
サマンサのお付きは、真っ白なペルシャ猫のメスです。
オロミーと命名。
食事や睡眠はするけど、排泄はしない模様。
あと幽霊なので、年もとりません。
居心地が悪くなると、消えてしまうみたい。
キンバリーも猫を召還しました。
こちらは真っ黒な黒猫のメス。
召還者と同性になるんでしょうかね。
モロミーと命名。
オロミー(白)とモロミー(黒)。
仲は良いみたいです。
早速遊び始めました。
サマンサのみ、その後も闇の魔法を学び、ついに普通の魔女になりました。
帽子が茶色ですね。
青い光のエフェクトは、まだ消えてませんけど。
属性が変わると、覚えたのに唱えられなくなる魔法も出てきました。
高位の白魔法は、やはりそれに相応しい属性を持たないと、操れないようです。
すると彼女の使い猫オロミーの毛並みも、白から茶色に変わってました。
なるほどなるほど。
幽霊猫は、主人の鑑でもあるわけですね。
「普通の魔法は全部唱えられるけど、白魔法と黒魔法が中途半端にしか使えないわねぇ」
「あたしが黒を極める、あんたが白を極める。二人で完璧な大魔法使いってのはどう?
うししっ♪」
キンバリー、邪悪な笑みを浮かべてます。
魔法世界も一通り体験したことだし、そろそろ実践に挑戦してみましょうかね。
その前に、呪文に必要な試薬を大量に揃えなきゃ。
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