次男ギャラハーは、朝からせっせと水遣り。
今日からは、姉と兄そしてガブリエラの4人でお店を経営することになります。
この日はギャラハーが家に残り、他の家族たちは学校に行きました。
長男ガヴィン。
退屈な授業から帰ってきても、お店の切り盛りが待っています。
ケーキよりは花と木が好きな彼。
憂鬱な日々が続きます。
お店を開ける前の、ちょっとした休息時間。
ジンジャーと二人でお店を回していた時と比べれば、少しは楽になっています。
ガブリエラはせっせと掃除をしてくれるし、ギャラハーは手の足りない所をてきぱきと埋めてくれます。
よく気のつくギャラハー。
通りすがりの女の子を呼び止めました。
こんな可愛い子を見逃す彼ではありません。
すかさず仲良くなって、電話番号を聞いておく手際のよさ!
長男とはえらい違いです。
お客の入りは上々。
長女の彼氏も、セールスに励みます。
ちょっと強引ですが。
(俺も彼女欲しいなぁ)
厨房では、クレープを焼く長男が。
長女と二人がかりで、在庫補充のお菓子を作らないといけないのです。
末っ子二人は、学校から帰ってそれぞれ息抜き。
三女はどうやらスポーツ好きのようです。
なかなかレジ打ちが上達しない長男。
お客さんが並んで大変だってのに、長女は仕事をさぼって店内で彼氏といちゃつく始末。
「ジンジャ~、大好きだよ~お♪」
彼氏、すごい顔してますね……。
こちらは宿題を済ませた末っ子達。
お店の忙しさに煩わされることなく、のびのびできるのは、長男と長女のおかげかもしれません。
日が落ちて、お店にいた長女が夕食の用意をしに、住居のキッチンへやって来ました。
窓から覗くこの光景、なんかあったかくていいですね。
お店を閉めたら、長女の彼氏も一緒に、皆で夕ご飯です。
ちなみに、次男の髪型変えました。
長男は明日に備えて在庫補充です。
「お兄ちゃん、お先に」
「……おう。ご苦労さーん」
次女ガブリエラは、クールな感じの女の子です。
「さあ、寝よ。あ、にきび?」
お肌のお手入れをする暇もない長男。
今更ですが、私立学校の入学試験を受けてみることにしました。
兄弟全員おめかしして、校長先生をご招待です。
もちろん、長男が代表して接待に当たります。
「すばらしい! 親がなくともこの家には、愛があふれておる!!」
とりあえず、部屋を見ていただきます。
長男が家を案内している間に、長女に夕食の用意をしてもらいましょう。
でも、こんな時に限って食料が切れていたりして。
お店を案内していた長男。
補充し忘れていた商品を発見してしまいました。
校長先生には悪いけど、ちょっとそこで待っててね。
すぐに補充し終わるから。
「おお! なんという働き者だ!! なんという素晴らしいケーキ屋だ!!!」
部屋を見て喜ぶ校長。
まるで、長男にエールを送っているようにも見えますね。
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