あいたたた……。
来ました。
う、生まれそうです!
誰か!
ヨハンが真っ先に駆けつけてくれました。
でも、応援しかしてくれません!
母も来てくれました。
でもやっぱり応援しかしてくれません!
あ、生まれました。
男の子です。
私と同じ肌の色。
ヨハンと同じ瞳の男の子です。
マルコと名づけました。
マルコの誕生も、みんな喜んでくれました。
パスカルはベッドで寝ていましたが。
マルコは、一番に母に抱いてもらいました。
一応、初孫ですから……。
「マルコちゃーん、高い高いー」
私は今日から仕事なので、マルコのお世話は、主に母に任せることになります。
「お姉ちゃん! 僕に甥が出来たの!?」
そして、あなたの弟でもあるんですよ。
家族関係が複雑になってしまいました。
ヨハンも、マルコの面倒をよく見てくれるようです。
彼には出来れば、マルコの父親として振舞ってもらいたいのですが。
無理ですかね。
さあ、私は一足先にお仕事です。
マルコのためにも、いっぱい稼いでこなくては。
ミルクを飲ましてもらうマルコ。
おしめ替え。
母にとってマルコは孫であるとともに、義理の息子でもあるのかもしれません。
さあ、仕事から帰ってきましたよ。
真っ先にマルコにご挨拶。
それから、遊んであげて。
ミルクを飲ませます。
私は、幸せです。
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