秋とはいえまだ初めの頃なので、ちょっと涼しいところへお出かけすることになりました。
やってきたのは墓地です。
お墓が何基かあるので、お化けが出るかな? と期待していたのですが。
残念ながら、何も出てきませんでした。
「噴水にいたずらして、帰る?」
お墓の数はそこそこ多かったから、一人くらいゴーストで出てきてくれないかな、と思ったんですがねぇ。
狙って来たときには、出てくれないですよね。
「でも、夜の墓地ってのも、案外ロマンチックなものだね」
西洋風の墓地にしたので、そんな印象なのかもしれません。
せっかくだから、墓地の教会に入って、お祈りしていくことに。
とはいっても、祈ることなんてないお気楽な大学生達のこと。
椅子に座っておしゃべりです。
なんとなくまだ諦め切れない感じだったので、ダウンタウンのゴシックグリーン広場に来てみました。
こちらにも、お墓があるんですけど……。
やっぱり幽霊居ませんね。
「はあ、一人くらい出てきてくれてもいいのになぁ」
お墓の前で悲しむ敦。
墓地の静寂何のその。
にぎやかな学生達、結局枕たたきなどを始めてしまいました。
もう諦めましょうか。
次にやってきたのは、小さな画廊。
もう夜が明けちゃいましたね。
絵の鑑賞などしてみますが……、
「ブーブー。下手糞!」
盛大にブーイング。
もうこいつらは、静かな場所へは連れて行きません!
結局ここの場所に落ち着きました。
高級レストラン「ロンドステ」
8人一緒に座れるレストランといったら、ここしかないのよね。
「ご注文は?」
「シェフのおすすめで」
このウェイトレス、すごい鉛筆の持ち方してますね。
礼治と敦はいきなりデザートから頼んでしまいました。
アンネッタはヒレステーキ、レニはザリガニ……じゃない。ロブスターですね。
意外と真理はハンバーガーなんてものがお好き。
せっかく皆が集まったので、乾杯。
卒業式の前祝みたいなものでしょうか。
食後。
きれい好きな三人、率先してお片づけです。
ウェイトレスさんに任せなさいよ。
帰ってきて、期末試験です。
全員合格。
四年生後期は、レポートしたり、
ラマとチェス対決したりで終わり、
卒業試験も無事合格。
次はいよいよ卒業パーティーです。
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