さて、新たに世帯に加わったトニャさんですが、執筆活動を始めてもらうことにしました。
二階の空き室に机とコンピュータを用意。
お金がなくてまだ壁紙すら張ってませんが、トニャさんの本が売れれば内装も充実していくはず!
ポロはちょっと体を鍛えてないと、すぐに筋肉が削げ落ちる体質らしい……。
目を放した隙に足がマッチ棒みたいに細くなっていたので、ジムでトレーニング。
実は家に帰ったらトニャさんにプロポーズしてもらう予定なのです。
こういうときくらい、かっこよく決めてもらいたいところ。
「あら、休憩?」
「……」
ポロとトニャさんのことでプレイヤーの頭は一杯ですが、ソナのお腹も順調に大きくなっています。
さて、ポロが逞しい体を取り戻してジムから帰ってきました。
「えーと、ちょっといい?」
「何?」
ちょっと肩を上げる仕草がかわいらしいトニャさん。
「け、結婚してくださいっ!」
「わお!」
硬派なポロ兄さん、気の聞いた台詞も言わずに、いきなり本題。
決して、トニャさんの「そろそろ眠い」ムードレットに追われての行動ではありません!
目が覚めちゃった?
「うれしいっ!」
断られることもなく、プロポーズ成功です。
彼氏に振られたばかりのトニャさんが嬉しそうで良かったです。
「お、俺も……」
あ、こっちの顔は見たくなかった。
「お腹が大きくなっての畑仕事は、地獄だわ。
でも午後からポロの結婚パーティーがあるし、早く終わらせないと!」
いつも一緒に作業するはずのルニは、家の中でギターの練習。
さて、結婚パーティーです。
今回も、ソナの友達を呼びました。
「お互い早くマイベイビーに会いたいわね」
「私、もう生まれたわよ?」
「えっ?」
ここまで太ってると、妊娠してるのかいないのか、よく分かりません。
人も集まってきました。
そろそろ始めましょうか。
ちなみに用意したケーキは、トニャさんの弟用。
彼にはとっとと大人になって独り立ちしてもらいます。
いつかビッグになって、元家を取り戻して下さい。
「いよっ! 次代下村家当主!!」
成長した弟にトニャさん拍手。
しかし弟、成長しても顔が変わらないな。
彼もベラさん似なんですよね。
はい、そこ。
指差して笑わない!
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