朝です。
命知らずなポロは、火遊びが好きです。
引火しても知りませんよ。
シムって燃えやすいんだから!
あ……。
脇においてあったロウソクに引火。
ロウソクが燃えてます!
上の言葉だけなら、別に何の問題もなさそうですが、燃え方が違います。
火事です!!!!!
「ちょっとちょっとーーーーー!!!
誰よ一晩中火を焚いてたのはーーーーーーー!!!!!」
「きゃあぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!!」
火事でたたき起こされた姉妹。
火災報知器? そんなハイテク製品この家にはありません。
「だーれーかーーーーー!!!!」
「姉さんっ!! そんなに近づいたらダメよっっ!!!」
なぜか火に近づくソナ。
不幸体質だから、ついつい燃えやすい位置に行っちゃうとか?
しばらくフリーウィルで眺めてみることに。
「仕事の時間……」
その時颯爽とバスルームから出てきたこの男。
誰かと思ったら、仕事着に着替えたポロ兄さんでした。
さすが「命知らず」! そして「勇敢」なポロ兄さん。
慌てることなく消火活動に入ってくれました!!
でもその吹き出しは、明らかに今の状況を楽しんでいますね?
初めて彼が、ちょっとかっこよく見えた……。
「あれ? この消火器、出が悪いよ??」
「ちょ、こんな時にーーーーーー????」
「それより姉さんっ! 何してるのよっ!!」
どうやらポロは、真っ先にソナの近くの火から消してくれたようです。
それなのに、近くの火が消えた突端走り出すソナ。
「ほらほらっ!! ここも燃えてるわよーーーーー!!」
ソナ、また別の火の近くに移動しちゃいました……。
「早く早く~~~!! 消火してっ!!!!!」
「ワザとだろ。絶対ワザとだろっ」
ポロ、いい表情してますね。
こっちも、素晴らしい表情ですね……!!!
「火、消しとこう……」
2時間弱で、ポロの消火作業は終わりました。
ああ、楽しかった(プレイヤーが)。
焦げた床を買い替え、暖炉の火は消しておきました。
ポロがいる時だけ、暖炉の綺麗な炎を楽しむことにします。
朝のお祭り騒ぎの後、ルニはエーナさんの弟に会いに行きました。
「あ、本当に大きくなったわねぇ」
「こんにちは」
エーナさんは相変わらず無職で、弟が本屋のバイトで家計を支えているようです。
「今日ね、家で火事があってさ~」
「それは大変でしたね」
さっそくお話のネタにします。
「突然暖炉の近くのロウソクに、ボワッと」
「暖炉に近くに可燃性のもの置いちゃダメですよ」
「でもまー、ポロのおかげでどうにかなったわ。
ああいう人、一家にひとりいると便利かもねー」
「俺も一応『勇敢』っすけど、命知らずまではいかないからなぁ」
ルニのお婿さんどうしようかなぁ。
この子はちょっと年下過ぎるなぁ……。
一度自宅に戻り、新聞チェック。
ポロ兄妹の姓はカーリーなんですが、この記事を見て「妹が引越した?」とちょっとびっくりしました。
実際には、ポロさんが妹と子ども二人を置いて、あの豪邸に引っ越した記事だったようです。
引っ越したすぐ後で、この姉妹に同居させられちゃったんですけどね。
ポロの持参金を使いきり、再び貧乏に戻っていた姉妹。
ルニに報酬付きのチャンスが出てくれたおかげで、次回の請求書の支払いはひとまず安心です。
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