何を思ったのか、ギターセットを部屋から持ち出し、廊下で練習を始めた敦。
「人に聞いてもらったほうが、上達が早いってね」
皆さん集まってきました。
で、評価のほどは。
「ふっ」
アンネッタに鼻で笑われましたよ。
その後昼食。
「やっぱりさぁ、部屋の中で練習してくれない?」
「しょうがねぇなぁ」
我慢することになるのは、隣室のレニばかりに。
ところで、真理が思いを寄せていたレニは、アンネッタが好きな様子。
いっぱいハートを飛ばしています。
「アンネッタさんって、色白で本当に綺麗だよね」
「……へっ」
でもアンネッタはこの表情。
レニ、残念だね。
そこへやってきた真理。
やっぱりレニに、ハートをいっぱい飛ばしてます。
「レニさん、今日も素敵だった」
「……そう?」
レニ、君もまた自分の心に正直すぎる奴だな。
アンネッタと会話するレニをじっと見つめる真理。
……人間関係複雑だな。
「アラン君。僕、真理さんと付き合うことにしたんだ」
「へー。そりゃおめでとう」
無邪気に喜ぶ人が、ここに一人。
そして午前5時。
期末試験にたたき起こされる学生達。
ご苦労様。
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