朝のことです。
「来たよー!」
圭子、お店で産気づく。
小さなお店がにわかに大騒ぎです。
「それ! 今が気張りどころだ!!」
お客さんも応援してくれます。
「あいたたた……」
圭子、この状況でなぜ笑える?
怖いです。
「あー! だめ!! やっぱ痛い!!」
出産最高潮……。
あら、アラン、来てたのね。
「あう、出る、もうすぐ出るよ!」
いよいよか!
ぽこーんと、元気な男の子が生まれました!
このお店の跡取りです!
信一(しんいち)と命名。
瞳は敦似、肌の色は圭子似ですね。
「赤ちゃんだ」
「うん、赤ちゃんだね。感動をありがとう」
お客さん、星を獲得。
お店レベルも3になりました。
「信一ちゃーん、お母さんですよー」
「きゅふっ」
さあ、これからは育児でも忙しくなりますよ。
「ま、店はいざとなれば放置プレイでいいわけだし、楽勝楽勝!」
お店、すごく地味な商売してる割には、そこそこ儲かってるんですよね。
十分余裕を持って、ベビーベッドやおむつ交換台が買えました。
よかった……。
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