アパートのパッチを当てて、メイクアップ系のスキンのみをダウンロードフォルダに突っ込みました。
早速三人とも、イメージチェンジ。
カスタムコンテントのすばらしさを再確認です。
こちらも素晴らしい変身ぶり。
しかし一番変わったのはこの方でしょう。
化け物じみた使用前から、神秘的な老婦人に変わった使用後。
ゾンビなのは変わりないんですけどね。
パッチのおかげかどうか分かりませんが、この人の仕事振りもよくなってきてる気がします。
シェフサラダなんてお洒落なものを作ってくれるとは!
「もふもふもふ」
あれ?
あなたも食べるんですか。
しかしすごい食べ方です。やはり、だらしない性格でしたか……。
「我ながら、このドレッシングは絶妙の塩加減です」
自分のお仕事にご満悦。
さて、こちらの男性。
前日の公共区画で、キンバリーの呼び出した僕に、コテンパンにのされた人です。
それを根に持って新聞泥棒に来たところを、執事がなぜか家に上げてしまいました。
「昨日はよくもやってくれたな! 魔法でなんて、卑怯だぞ!!」
「いたっ」
「闇の魔法使いが卑怯で、何が悪いのよっ!!」
「いい大人が、な、なんという発言っ……!」
険悪な二人。
当然お互い敵対関係になってしまいました。
今こそ、サマンサの白魔法「マクトアミカス」の出番です!
男性の方に、マクトアミカスをかけました。
すると、男性の顔が突然穏やかに変わります。
「突然、仲直りしたくなった」
「へ?」
仲直りの抱擁?
マクトアミカスで皆仲良し……ではありませんでした。
敵対関係が解消されただけか。
お互いに激怒している状態は変わりませんでした。
ただ友好度は短期と長期が約+10回復していました。
こりゃ何度も魔法をかけて友好度を回復させないと、あんまり意味ないですね。
その頃の執事。
あの、そのトイレおばあちゃんが詰まらせたままなんですけど……。
執事は修理とかはしてくれないんでしょうか。
そして、一本指でピアノを奏で始める……。そんなサービスいりません。
万能執事も創作スキルは低かった。
というか、ピアノの前はテレビを見ようとしてすぐに消しちゃったんですよね。
ケントさん、遊んでないで仕事してくださいよ。
ふと気になって、テレビを調べてみたら。
壊したな!!!!!!!
トイレは汚れたまんまだし、テレビ壊すし、やっぱりパッチを当ててもダメ執事!
とりあえず明日一日様子を見て、首にするかどうか考えましょ。
さて、夜です。
キンバリー、おばあちゃんを魔法使いにするため、この魔法を唱えます。
中性魔法「マグス・ミュテイチオ」
対象シムを、自分と同じ属性の魔法使いに変える上級魔法
PC魔法使いが他のシムに魔法を教える場合は、この魔法を使わないといけないようです。
おばあちゃん、ついに闇魔法使いになる!
「おじいちゃんも、ゾンビで生き返らせちゃおうかね♪」
魔法使いになったおばあちゃんは、喜びの印として雷とゴキを召還しました。ぎゃー!
今この家にあるのは、どしゃ降り、ゴキ、詰まってるトイレの洪水、壊れたテレビ、片付けてない腐臭を放つ皿4枚。
ぼろぼろです。
おばあちゃんには、闇魔法の勉強を続けてもらうことにしました。
緑の肌になれば、ゾンビであることも世間にごまかせるかな?
「私といたしましたことが、お恥ずかしい……」
翌日出勤してきたケント氏。
昨日とはうって変わって、素晴らしい仕事ぶりです!
害虫駆除業者を呼び、トイレとテレビの修理、台所とトイレ洪水の後片付けに大忙し。
仕事の合間に、擦り寄ってきたモロミーのお相手。
パッチを当ててから、執事の行動が少し人間染みたようです。
仕事がなくなると外の花壇でフリーズすることもなくなりましたし。
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